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所在地:名古屋市
年齢:29歳 血液型:A型 星座:うお座 職業:中小企業診断士 □コンサルティング分野: 経営戦略 事業計画 財務 株式公開 ベンチャー支援 □取り組み中のテーマ: マーケティング (特に小売業) 趣味:アコースティックギター カラオケ 旅行 ■■■ Link ■■■ 診断士受験 502教室 Partners Consulting ■■■ Blog ■■■ めざせ!独立中小企業診断士 中小企業診断士の資格活用法考え中 KoNickの日記 中小企業診断士の徒然なるままに アンソクのブルー 社会人3年目ものおもひ とどめがき 起業コンサルタントのBlog 元社長日記 Ramla Glocal 身長170センチ男顔。 アクア日記帳!! 最新のトラックバック
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最近事業計画や中期経営計画を立てる仕事が立て続けにきた☆ どこぞやに提出するための事業計画を立てる(数値だけ作ってしまう)ところもあれば、経営のための、経営戦略としての計画を立てるところもあります。 ただ、中小企業の場合、トップ主導で計画だけ作って管理はされていない、という状況があまりに多いと感じます。本来、戦略や計画をもとに業務が組み立てられるべきところが、戦略や計画と実際の業務は一切関係なしの状態です。 どうすれば中小企業であっても成果のでる事業計画が立てられるか。つまりは、中小企業において、どうすれば戦略的経営、計画的経営ができるか。どうすれば組織に計画が浸透するか。 ここのところずっと考えているテーマです。 色々と勉強してみればみるほど、実効性のある戦略・計画立案は難しい! 診断士に合格してても難しい! 方針を示して各部署で計画を立てさせる場合、こんな難しいことを専門外の人にやらせようとしているのです。 中小企業では、「戦略の前提となる情報収集のプロセス」、「できあがった計画を各部署に展開するプロセス」、「実績と検証して差異の原因を分析し計画見直しにつなげるプロセス」、が存在しない又はとことん弱い。 要は、昨年実績と社長のカンをもとに、コンサルタントや会計事務所の職員が数字を組み立てるだけなのです。 戦略・計画が成果を上げるためには、現場まで戦略・計画を落とし込まないといけませんが、今まで戦略や計画立案に携わっていなかった人たちが、戦略の意図と会計的な数値を理解し、部署内に展開することは、無理に等しいのです。 戦略や計画の成果が上がるかどうかは『組織力』に依存すると考えています。 戦略を立てる前にまず、組織が戦略を理解できるレベルにあるのかどうか?ということです。 組織が未熟であれば、どんなに立派な戦略や計画を立てても成果はあがりません。 戦略的・計画的な経営を行うには、まず組織自体のレベルアップから。 (形式的な数値計画を立てるだけなら必要ありませんが・・・) ここで言う組織力とは、次の3つです。 □「環境・制度」:企業としての仕組みのこと。会計等の実績管理の方法や業績評価制度など、戦略経営を推進するインフラ。 □「知識」:経営幹部や部門責任者、経営企画担当者の知識。財務や戦略、組織というものに対する理解度。 □「やる気、モチベーション」:現場の各個人が自ら考える素地。 戦略や計画の成果は、この3つのレベル(組織の基礎体力)に依存します。 戦略や計画は、この組織の基礎体力に応じたレベルのものを導入する必要があります。 基礎体力が上がれば自ずと高度な戦略が立てれるようになるし、基礎体力が低いうちは高度な戦略を立てても計画倒れに終わります。 組織的経営ができている大企業と中小企業の差はここにあります。 計画を作って終わりではなくて、組織力を高めながら、少しずつ高度な戦略・計画へとレベルアップしていく長期的な視野が必要になりそうです。
by gachapin2005
| 2005-03-22 19:30
| 起業・ベンチャー
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